アブサンが生まれた国スイスのアブサン事情
アブサンが生まれた国スイスのアブサン事情
アブサンはスイスで生まれたリキュールです。
スイスのヌシャテル地方、バルドトラベールではいまではたくさんの蒸溜所がアブサンを製造していますが、1910年から2005年とわりと最近まで製造と販売が禁止されていました。
2005年3月1日から解禁されていますが、スイス国内においてはなんとアブサンの法的規定があり
1、製造法は蒸留法であること
2、無色透明であるか色づけは天然素材でおこなわれていること
となっています。
*アブサンにはアルコールにハーブエッセンスを混ぜるだけの安直なつくりかた、マセレーション(アルコールにハーブ類を漬け込んでつくる梅酒的)方法、蒸留法(マセレーションでつくったものを蒸留する)などがあります。
スイスでは高品質なものをつくるときに必要な蒸留法でつくられるものしか、アブサンとして製造、販売を認めていません。
*人工着色料を使用しているものもアブサンとしてスイス国内で製造も販売することも禁止されています。すなわちスイスでは職人さんがきちんとした材料でちゃんとした製法でつくった本物じゃないと禁止、ということです。消費者の立場からいえばアブサンを買うときにスイス産のアブサンであればまず品質は保証されているということです。
異様にきれいな緑色の着色アブサンしか飲んだことのないかたは
ぜひ一度でもスイスアブサンをお試しになることをおすすめします。
きっとアブサン自体に対する印象がかわりますよ。