死ぬまでに飲みたい100のカクテル-第1位は
アメリカはテキサス州ヒューストンにあるバー”アンヴィル・バー&レフュージ”が作成した、「人生で一度は飲むべきカクテル100″のリスト。
なんと!1位は”Absinthe Drip”が!そうです。私たちもおすすめしている伝統的な飲み方である”Absinthe Rirual”、『アブサン儀式』が見事に1位に選ばれていました。その他に、アブサンを使用したカクテルが10種類もランクインしています。
こちらが100位までにランクインしたアブサンを使ったカクテルの一覧
1: Absinthe Drip
9: Blackthorn
17: Chrysanthemum
18: Cocktail a La Louisiane
22: Corpse Reviver # 2
27: Death in the Afternoon
32: Fourth Degree
57: Monkey Gland
59: Morning Glory
80: Sazerac
アンヴィルの100のリストは、死ぬまでに誰もが最低一度は試してみるべきカクテルを編集したものです。アンヴィル・バー&レフュージのオーナー、ボビー・ヒューゲルとジャスティン・ブロウズが、お客様のためのカクテルについての指導そして、カクテルの歴史に興味を持ってもらえるよう作成したのです。このリストは大きな黄色の紙に印刷してあり、そのトップにはこんな訓戒が示されています。”もし、我々が、あなたの人生のうちで一度は試すべき酒があると感じていることを言わなければ、アンヴィルでの我々は、職務怠慢になるだろう。よくも悪くも。”
このリストは、1位のカクテルである”アブサン・ドリップ”から始まり、100位の”ゾンビ”まで続いています。その間、私たちはカクテルの400年の歴史を渡っていることになるのです。たとえば、”ポート・フリップ”(No. 73)は少なくとも1887年までその歴史はさかのぼります。”フリップ”(数種類の酒を混ぜた飲み物)それ自体は、17世紀のもので、”トディー”(No. 92)(カクテルのスタイルの一つ。スピリッツに砂糖を入れ、水またはお湯で割る。ホット・タイプのトディーの場合はレモン・スライス、シナモン、グローブ、ナツメグなどのスパイスを加えてつくるのが一般的。寒さから身を守る飲み物として古い歴史がある。)は18世紀に誕生したものなのです。
先の日曜の夜、このバーは心地よくにぎわい、アンヴィルの二人のバーテンダーであるマットとセバスチャンが熱心に作るいろいろなカクテルの味や能書きを議論し合う、目利きのカクテル愛好者たちの会話であふれていました。お客たちは、今飲んでいるカクテルを見知らぬ人が飲んでいるものと照らし合わせながら、次にチェックすべきカクテルを決めるため、楽しそうに長いリストを熟読しています。そう、アンヴィルでの夜の最後には、少なくともひとり、新しい友達ができるのです。
リストの中のカクテルで自分が試したものは、すぐにわかるようになっています。アンヴィルでは、50の欄があるカードをくれ、リストにあるカクテルをひとつ飲むごとにスタンプを押してくれるシステムになっているのです。何か賞がもらえるかって?そんなことが重要なのではありません。賞があるならそれは、他のどこであっても受けることができない、カクテルについての知識を得たこと、そしてラッキーなら、新しい友達がその過程にできること!
http://blogs.houstonpress.com/eating/2009/08/anvils_100_list_cocktails_to_t.php