Atty Cocktail
このカクテルは、Hugo R. Ensslin(ヒューゴ・R. エンスリン)の著書『ミックス・ドリンクのためのレシピ』(1916年)の中で、ジン、ベルモット、アブサン、ヴァイオレットを等分の分量でつくる、「アテンション・カクテル」として登場している。かなり強力でフローラルなカクテルです。そして、この、ハリー・クラドックの「サヴォイ・アティ・カクテル」では、現代人の口に合うような比率になっているのがわかります(それでも100年近く前のものですが)。今では、現代的なジンやベルモットがたくさん出回っていて、アティのカクテルもいろいろな表現ができるようになっているのが嬉しいです。ぜひ、自分なりの解釈をしてみてください。
Recipe
45ml : Tanqueray 10
15ml : Noilly Prat Dry Vermouth
5ml : Tempus Fugit Liqueur de Violetts
5ml : Absinthe Clandestine
Garnish : Lemon peel
Method : Stir