NewsWeekのアブサン記事 日本語訳
芸術家の酒アブサンに乾杯!フランスやアメリカで大いに愛されながらその人気と危うさゆえに禁止された伝説の酒が帰ってきた とにかく強くて頭を麻痺させるとされた伝説の酒アブサンが、 アメリカで再び解禁されてから3年がたつ。 しかし、それで凶悪犯罪が増えたとは聞かないし、優れた芸術が増えたとも思えない。 らんちき騒ぎが増えたという警察の報告もない。 芸術家たちがアブサンをがぶ飲みしていた 19世紀末~20世紀初頭にかけての時期とは、だいぶ様子が異なる。 かつてニューオーリンズは、フランスと並ぶアブサンの大消費地だった。 20世紀初めにバーボンストリートを訪れた旅行者は、 「アブサンを飲んでハイになった若者たちが (アメリカ最古のバーとされる)オールド・アブサンハウス近くのトタン屋根から転げ落ちてきた」と記している。 フランスではアブサン常飲者のジャン・ランフレーという男が、 酔った揚げ句に家族全員を惨殺。 この事件は「アブサン殺人事件」として衝撃を与え、 1915年にフランスがアブサン禁止に踏み切る大きな原因になったとされる(アメリカはその3年前に禁止)。 だがランフレーは、犯行前にアブサンだけでなく ワインもがぶ飲みしていた。フランスでアブサンが禁止されたのは、 実は当時うなぎ上りだったアブサン人気に脅威を感じた ワイン業者が政府に圧力をかけた結果であるらしい。 当時の人気は絶大で、第一次大戦の緒戦で フランス軍が惨敗したのは、兵士たちが日頃から アブサンを痛飲していたからという説があるほど。 1910年だけで3600万リットルが消費されたという。 続きはこちらからhttp://newsweekjapan.jp/stories/us/2010/06/post-1330.php
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